１月５日、６日のTMの結果

☆１月５日（土）　市川三中G　天候：曇

市川三中A　４ー１　東京北中野中A　（得：ヨウタ２、イシコウ、タイラ）

市川三中サブ　２－３　東京北中野中サブ　（得：ユウヘイ、クマ）

☆１月６日（日）　フクダ電子スクエア　天候：晴

市川三中A　０－２　おゆみ野南中A

市川三中サブ　２－１　おゆみ野南中（アソウ、OG)

新年第１戦は、東京のチームとの対戦。CBが外見よりずっとフィジカルが強く、GKも背は高くないが俊敏性のある選手。中盤は小柄な選手が多いが、オフザボールの時のポジショニングや受ける前の擬似動作も自然に入ってきて、サッカーをよく知っているなという印象を受けた。

互角の展開から、ヨウタがスルーパスに抜けて、GKと１対１になるが、決めきれない。本校は、サイド攻撃を仕掛けたいが思うようにパスがつながらなくなっていく。左よりの攻撃が多くなって、右サイドを使えない。

相手GKのパントキックをCBがかぶり、カバーリングに行ったもう一枚のCBが処理ミスの空振りで、相手FWに独走を許し、失点する。不用意で無責任なプレーで新年最初のゲームの前半を終了する。

後半は、更に球際を厳しく行って、ゲーム全体の主導権を本校が握りながら、同点弾を狙う。押し込む時間帯が増えていったが、チャンスをオフサイド等で潰していた。

それでも、１６分、コウキ→ヨウタで同点にする。その後は一進一退で終了。

最後の３０分ゲームは、相手のストロングポイントをうまく消しながら、CKのこぼれをイシコウが叩き込み、リズムを掴むと、ほとんどここまで仕事をしていなかったアタラシが右サイドを突破して、スペースに走り込んでいたヨウタにタイミングの良いパスを通す。うまく内側に切り返して左足で強シュートを放ち、２点目。この後また悪い癖で一方的に押し込められるが、カウンターからタイラが素晴らしい抜け出しから３点目を決めた。

勝利したものの、個人の頑張りがチームの貢献につながらないちぐはぐな場面があった。

また、新コーチの晝間さんは、名門高校サッカー部の現役バリバリの選手だったので、多くの知識と、戦術を有しているだけでなく、実際に技術もお手本として示してもらえるので、自分たちが更に向上していくために頼れる存在になるだろう。色々なことを吸収していってほしい。

冬休み最終日には、県大会に出場した、おゆみ野南中と対戦した。

相手チームは、個々の技術、戦術眼だけでなく、サッカーに取り組む姿勢、チームプレーに徹している部分、挨拶の声、そして何よりも君たちに最も欠けている状況判断の速さと相手を抜き去る時のドリブルのスピードは目を見張るものがあった。

ゲームは、開始直後から、後手後手の苦しい展開になる。ボランチの戦う力の差は歴然としいた。左サイドにドリブルの早い選手⑰番がいるのにもかかわらず、同じ間合いで、同じタイミングで４回も５回抜かれる工夫出来ないサイドバック。それを、カバーリングに行こうとしないでほったらかしにしている右CB。協力して何としてでも潰そうという素振りを見せない右ハーフとの連係なしの守備の場面。などなど、君たちは、サッカーの素人の集まりか？誰も修正しようとはしない無責任な自分勝手なプレーヤー。

後半失点の場面での、GKの基本的な姿勢のミス。

唯一褒められるのは、自分たちで考えろといった言葉を取り違えて、タイラがセンターバックでプレーした時のそのポジションからのコーチングの声や、叱咤激励の声、これはチームに活力を与えられた。本人は、相変わらずヘディングに関しては怪しすぎるが、相手FWとの戦いには一歩も負けてなかったし、精力的に動けていた。本来は、オオミチやイシコウ、GKがやらなければいけないタスクを攻撃の選手が行ったということに、今のチームが一本筋が通っていない部分が見え隠れしてくる。

もっと、気持ちを態度や行動としてあらわして欲しい。サッカーは基本格闘技だと思っている。気持ちのないやつは、いいプレーができるわけがない。

今の三中は、「練習でらくして、楽しく苦しまず、なあなあでプレーして、ゲームでそのツケを払っている」状態だと思いませんか？「練習で一杯苦しい事にチャレンジして、辛いトレを乗り越えて一歩でも二歩でも向上して、ゲームで楽しく相手を凌駕する」のが、本来の姿だと思います。

新年早々、自分たちにダメだしが出たのですから、また、ゼロからの出発です。気持ちを入れ替えて、明日からの練習に真剣に取り組もう。今週末は、強豪中の強豪、銚子五中と印旛地区の優勝チーム桜台中とのゲームが控えている。

気力を充実させていこう！

＜訂正＞　１月２０日の浦安中とのTMは、前日の１９日（土）のPM　市川三中会場で行います。